牡蠣の水揚げ
牡蠣の水揚げの流れ
出航 朝4時30分頃
まだ真っ暗な時間から牡蠣の水揚げ漁は始まります。
第六 七福丸が港から出航です。
養殖筏での水揚げ作業
出荷を待つ牡蠣を養殖筏から専用のクレーンで引き上げます。
牡蠣が吊るされたワイヤーを切断すると、大きく成長した牡蠣が勢いよく外れて船内に回収されていきます。
※作業の様子がわかりやすいように、時期を5月末にずらして撮影しました。
港に帰ってきました(朝6時頃)
たくさんの牡蠣を積んだ七福丸が港に帰ってきました。船からクレーンを使って作業所の中に移動させます。
このころやっと夜が明けてきて明るくなってきます。
水揚げした牡蠣を洗う
水揚げされた牡蠣をドラム式の専用の洗浄機で、海藻や泥、不純物を取り除きます。
洗浄機から出てきた牡蠣がコンベアーに乗って流れてきます。
商品の仕分け
この過程で、殻付き牡蠣として販売する牡蠣と、むき身として販売する牡蠣が分けられます。
特に大きく育った牡蠣が殻付き牡蠣として選ばれ、殻を綺麗に掃除して、殻付き牡蠣を商品として発送する専用の養殖筏に改めて移動させます。この養殖筏で、さらに身が大きく成長しながら、殻付き牡蠣はこのまま出荷を待ちます。注文が入った時点ではまだ海の中にいるので、新鮮なまま出荷されます。
この頃やっと完全に夜が明けます。
浄化プールで一晩寝かす
さて、むき身用の牡蠣として選ばれた牡蠣は、綺麗に洗浄された後に、作業場の専用の浄化プールで1晩過ごします。この間に、泥や砂と一緒に菌や不純物を吐き出させ、むき身の臭みもなくなり、より安全においしく食べられる状態になります。
むき身にする(牡蠣うち)
翌朝、浄化プールから揚げられた新鮮な牡蠣をスタッフで一斉にむき身にしていきます。
この時間帯の作業場は「カン!カン!」と、牡蠣を開けるぎやかな音に包まれます。
この作業が、「牡蠣うち」作業です。大昔から、牡蠣うちする作業スタッフさんは「うち子さん」と呼ばれています。
牡蠣うちの様子をご覧ください^^
むき身を洗浄する
むき身にされた牡蠣を、専用の洗浄機に通し、牡蠣殻の破片などの不純物が完全になくなるようにきれいに洗浄し、冷却水に着けて身を引き締めます。
むき身をそのまま袋詰めに
牡蠣うちしてむき身になった牡蠣は、その日のうちに袋詰めして、出荷されます。
まさに新鮮そのものです!
牡蠣の種の養殖から始まり、まる2~3年。手間暇かけて育て上げました。
殻付き牡蠣は、注文を頂いた時点ではまだ海の中。注文いただいてから養殖筏に水揚げに行きますので、これ以上新鮮な状態は無いかと思います!1分でもお客様の手元に早くお届けできるように、配送業者さんにもお願いしております。殻付き牡蠣は、定番の炭焼きバーベキューで楽しむ他に、自宅の電子レンジで温めたり、殻付きのまま蒸して食べてください。
むき身は、とれたてをそのまま袋詰めしております。皆様のご自宅でも、比良水産の新鮮な牡蠣を使った牡蠣料理をお楽しみください!