比良水産の歴史 初代 比良水産での様子 広島かきは、他県のかきと比べて殻が大きく長目で、身が大きく、濃厚な甘みを持っていることで有名です。その中でも地御前の海は、多数の川からの清流が流れ込み、潮流も早いため、ひときわ粒が大きく高品質な牡蠣「地御前かき」を生み出しています。 ※写真は比良水産初代の写真です。 漁業や海苔漁を行っていた初代は、自前の木製の船で牡蠣業を初め、築地市場への出荷をメインに事業拡大を行っていきました。 昔はクレーンが無く、筏から牡蠣のワイヤーを手で揚げていたと聞いております。 地御前かきは、2002年に水産庁官賞を受賞し、名実ともに「日本一のかき」の称号が与えられました。 世界の台所・東京の「築地市場」でも人気ブランドとなりました。 2代目の紹介 当時会社員だった20歳過ぎに先代から牡蠣業を引き継ぎました。 先代の牡蠣漁の良いところはしっかり残し、横のつながりを活かしながら情報収集し、抑制や養殖の仕方など、納得いかない点はとことん改善を繰り返していきました。 先代の時は、築地市場に広島牡蠣を出荷し、主に料亭に卸していましたが、引き継いだ頃に徐々にバブルの崩壊のタイミングで、料亭などからの注文も減り、地方市場(主に神戸)にも出荷するようになり、そこから個別の地方発送へと販路を広げて行きました。 いろいろな試行錯誤により、先代よりも美味しい牡蠣を育てられていると自負しております。 これからも直接お客様に自慢の牡蠣を提供し、比良水産のかきを全国に広められるよう三代目とともに努力していこうと思います。 3代目の紹介 昔と比べると海の環境が大きく変わってきており、現代の環境に柔軟に対応できるようこれまで以上に海に気を使いながら、楽しく牡蠣養殖業を行っております。 これまで同様、鮮度にこだわり、安心安全の地御前ブランド牡蠣を豊洲(旧築地)や神戸の市場へ出荷しております。 初代、2代目に負けないように、仲買業者とのつながりも大切にしながら、兄弟で地御前ブランドの牡蠣を支えて行ければと思います。 この度開設したオンラインショップでは全国の個人の方へも直接お届けしやすくなりました。注文入ったらすぐに、私たちがお客様の牡蠣を水揚げしに養殖筏へ向かいます!新鮮な比良水産の牡蠣を是非一度味わっていただければと思います。